【万博MCレポート】エスワティニ王国のビジネスフォーラムにて、バイリンガル司会を担当しました。
こんにちは。バイリンガルMCの佐々木理絵です。
先日、大阪・関西万博にて、エスワティニ王国の催事でバイリンガル司会を務めさせていただきました。
通常、万博の催事では各国の伝統的な歌やダンスのパフォーマンスが中心ですが、今回は“ビジネスフォーラム”という異例の内容。エスワティニ王国の首相や大使をはじめ、多くの要人が来場する厳粛な雰囲気の中で行われました。
私の役割は、日本語と英語でのバイリンガルMC。今回は現地から英語対応の司会者も来日されており、二人体制で進行を務めました。
予定通りにいかないからこそ、学びがある
開始時間が30分遅れ、催事全体の進行も1時間ほど押す展開に。時間の都合で、予定されていた駐日大使のご挨拶がカットになるという事態も発生しました。
また、直前に司会コメントの追加・削除があったりと、現場では予測できないことの連続。それでも、最後には皆さん笑顔で交流を楽しまれており、ほっとしたのを覚えています。
印象に残ったエスワティニの文化
会場が一段と静まりかえったのは、首相がご入場された瞬間。民族衣装をまとったご紹介の方が、首相をとても丁重に、そして華やかに迎え入れる様子は圧巻でした。
また、パネルディスカッションでゲストの方々を紹介する際の演出や言葉の選び方にも、エスワティニならではの格式や文化が感じられ、司会者としても大変学びの多い時間となりました。
フォーラムの後で
終了後には、エスワティニの司会者さんや大使の方ともご挨拶させていただき、少しお話することができました。皆さんとても気さくで温かく、初対面とは思えないほど和やかな雰囲気に包まれて、素敵な時間となりました。
今後に向けて
今回の経験を通して、どんなに入念に準備していても、当日は“予想外のことが起こる”という前提で臨むことの大切さを改めて実感しました。
今後も、臨機応変な対応と、場にふさわしい進行を常に心がけてまいります。
