【万博MCレポート】セネガル編:フランス語と日本語の司会から学んだ新しい視点
先日、万博2025のナショナルデーホールで開催された、セネガル共和国ナショナルデーイベントを担当しました。今回はフランス語と日本語によるダブルMCで、私は日本語担当、フランス語担当は別の日本人MCの方でした。これまで英語での司会経験が中心だったので、フランス語で進められるイベントはまた違った雰囲気とエネルギーを感じ、とても新鮮でした。
リハーサルから印象的だったのは、セネガルの方々の性格や姿勢です。全体を仕切る責任者は時間にとても厳しく、万博で数々のリハーサルを経験してきた中で「時間は何分?」と具体的に尋ねられたのは初めてで驚きました。また、ファッションショーには現地の若者約20名が参加。まとめ役の方は厳しく指導し、「一人がミスしたら全員でやり直し!」という一体感を重視する姿勢が印象的でした。胸を張って堂々と歩く姿からは、自信と誇りを強く感じました。セネガルについては貧富の差があると聞いていましたが、きちんと教育を受けた人々はとても自信に満ちているということを肌で実感しました。
さらに本番では、フランス語MCの方が通訳をする場面を間近で拝見でき、私自身も「外国語を学び、それを仕事に活かす」という点で大きな刺激を受けました。今回の経験を通して、改めて通訳もできるバイリンガルMCを目指したいという思いが強まりました。
国際イベントの現場は、言語だけでなく文化や価値観に触れる絶好の機会。MCとしての役割を超えて、自分自身の成長につながる学びをいただいた一日でした。



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