【万博MCレポート】ナウル編:小さな国の大きな笑顔から学んだMCの楽しさ

先日、万博2025のナショナルデーホールで開催された、ナウル共和国ナショナルデーイベントを、バイリンガルMCとして担当しました。

ナウルは人口わずか約10,000人の小さな国。母系社会で、母親の部族を受け継ぐ文化があります。もともとは12部族でしたが、現在は10部族に。さらに驚いたのは、なんとバンジージャンプの発祥地と言われていること。青年が大人になる儀式として、ロープで真っ逆さまに落ちる映像をYouTubeで見ましたが、思わず目を覆いたくなるほど迫力がありました。

今回のイベントでは、「楽しい雰囲気で進めたい」とナウル側からリクエストをいただき、私は耳にナウルカラーの造花をつけて司会をしました。ちょっとした工夫でしたが、それだけで一気に明るく、楽しい雰囲気になりました。

リハーサルではパフォーマーの皆さんは元気いっぱいでしたが、本番では緊張からか少し控えめな印象に。それもまた、ナウルの人々の素朴で誠実な人柄を感じる瞬間でした。最後には観客も一緒にダンスに参加し、会場全体が一体となって楽しむことができました。ナウルの皆さんが大切にしている「観客と一緒に楽しむ」という想いが、しっかり形になった時間でした。

国際イベントの現場に立つと、MCはただプログラムを進行するだけでなく、雰囲気づくりの一端を担う存在であると実感します。小さな工夫や心配りが、会場全体を大きく変える力になると改めて学んだ一日でした。

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